2018.1.25 近江町市場記事を更新しました(クリックすると記事に飛べます)

知的財産権侵害で抗議文書が届いた私の実話

中国商品の輸入販売をこれから始めようと思っている方はおられますか?

もし始めようと思っている方がいたら、商品の仕入には十分気を付けてください。誤って知的財産権(著作権・特許権など)を侵害してしまうと、あとあと面倒なことになってしまうかもしれません。

 

今回は、私がやらかした知的財産権侵害について実体験をお話していきたいと思います。

 

私の輸入販売経験

私は、今年の5月(2018年5月)頃まで中国商品のOEM販売(他社メーカーが製造した商品を、自社ブランドとして販売する方法)をしていましたが、元々は中国商品の輸入転売からスタートしました。

輸入転売を行なっていたのは今から2年前ほど前(2016年頃)までです。

 

中国輸入転売の具体的方法は、中国のアリババやタオバオといったBtoB(企業が別の企業を対象として商取引を行うこと)、CtoC(一般消費者間での電子商取引)の商取引サイトから商品を購入し、日本に輸入し国内で販売するといったものでした。

 

私が中国商品の輸入転売を始めた当時(2013〜2014年頃)は、中国商品の輸入転売を個人で行なっている方はまだ比較的少なめで、それほど細かい戦略がなくても比較的簡単に売れていきました。

  • 仕入単価500円のものを約3,000円で販売
  • 仕入単価500円のものを約2,000円で販売

など、毎日30〜70個ほど売っていました。

 

しかも大量生産・大量仕入をすれば、工場からの仕入単価をまだ下げることが出来ましたし、コンテナ便を利用すれば商品1個あたりの国際送料なんてタダみたいな金額でした(物量と資金はそれなりに必要ですが)。

 

その当時の私は、とにかくたくさんの商品を仕入れていました。

しかし、中国はコピー大国。アニメグッズやブランド品などのコピー商品を摑まされないように、そういった商品の仕入をしないよう十分に気気を配っていた・・・つもりでした。

しかし、現実には三度、知的財産権を侵害しました

 

初めての著作権侵害

私が輸入転売を初めて数ヶ月が経った頃、自宅に一通の封書が届きました。

差出人をみると名古屋税関。

 

「なんだろう?」と、すぐさま中身を確認。

すると、輸入した商品に著作権侵害の疑いありとの記載がありました。

 

私は、すぐに名古屋税関に電話をかけました。

 

税関職員の話によると、私が輸入した商品は某ブランドのコピー商品の疑いがあると言われました。さらに、

 

「もし、本物だというのであればメーカーから証明書を送ってもらい、提示して下さい」

 

と、税関職員にそう言われました。

 

 

言い訳以外の何者でもないのですが、実は私はブランド品全く詳しくありませんでした。

ですから、仕入れる際にそう言った名前のブランドがある事すら知りませんでした

 

一応、税関職員との電話を切ったあと、インターネットで詳しく調べてみると確かに税関職員の言ったブランドは存在し、私が輸入したものと見た目が全く同じ商品がメーカーホームページのラインナップに並んでいました。

私は、コピー商品を売りつけられたことを悟りました。完全に私の落ち度です。

 

再度、名古屋税関に電話し事情を説明。全て破棄という形での対応となりました。

中国ではコピー商品は当たり前です。仕入先に文句を言っても、全く取り合ってはもらえません。もちろんお金を返ってきません。

 

輸入をしてれば最初のうちは、こう言ったことは起きる。それは元々覚悟していました。

ですから、少しの間は落ち込んだものの「よし、次、次」と、それほど深くは考えませんでした。

二度目の著作権侵害

初めての著作権侵害からわずか1週間後。再び、私の元に名古屋税関から封書が届きました。

封書の中身は、またも著作権疑い。

 

「また・・・??」

 

名古屋税関に再び電話しました。そして、運が良いのか悪いのか・・・対応したのは前回と同じ税関職員

この時は、さすがに強めの注意を受けました。

 

「知らなかったでは済まないんですよ。捕まることだってあるんですよ!!」と・・・。

 

「そんなことは分かってます!!でもヤッちゃったものは、しょうがないじゃないですかー!!今回だけ大目にみてくださいよー」

 

 

 

 

 

と・・・言うことはせず、大人しく商品の破棄を依頼しました(泣)

 

しかし、このあと・・・

私の無知が、さらなる恐怖を産むとは・・・この時思いもしませんでした。

 

三度目の知的財産権侵害。他社の特許を侵害

二度目の著作権侵害から、さすがに阿呆な私でも少し学習しました。

著作権について少し知識を付け、仕入前には必ず著作権を調べる癖をつけるようにしました(遅すぎですが・・・)。

 

その甲斐もあってか、二度目の著作権侵害以降、税関に止められるといったことは起きませんでした。

 

しかし、二度目の著作権侵害から1年ほど経った頃でしょうか。

私の元に再び封書が届きました。

 

差出人をみると、株式会社(写真参照)。

 

「なにかの勧誘か?それとも広告か?」

 

私は単純にそう思いました。しかし、封書の裏面には私の屋号(店舗名)。そして代表取締役社長様との文字が・・・。

 

この時すでに嫌な予感がしてたんです。

 

自分の部屋に入り、早速開封してみました。

すると、中には1通の手紙と7枚綴りになっている特許証と書かれた証明書のコピーが入っていました。

手紙の内容を要約すると、こうです。

「あなたの会社が販売している〇〇という商品は、私たち(手紙差出人)の特許商品ですよ。直ちに販売を中止してください。そして、今後二度と仕入れたり販売したりしないでください。出ないと法的措置をとりますよ

と。

 

そして、同封された7枚綴りの特許証の証明書には、該当商品の特許に関する詳細な内容が載せられていました。一応、インターネットで特許の真贋を確認しました。

もちろん、存在してました。

 

ちなみに、特許・実用新案、意匠、商標の簡易検索はこちらのホームページで行うことができます。中国輸入を行なっている方の間では、有名なサイトです。

【J-plat pat】https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage

 

正直、私は中国商品をナメていました。

コピー商品はあるだろうけど、まさか特許権まで侵害する商品があるとは・・・。

 

すぐさま、謝罪の手紙と要求承諾の書面を作成し、相手先の会社へ郵送しました。

もちろん、該当商品の出品は取り下げ、破棄し、二度と仕入れは行いませんでした。

 

余談ですが、抗議文が届いた時は相手先の会社もネットで調べました。社名は明かせませんが、創業30年を超え、海外にも支社を持っているそれなりに大きい会社です。

 

抗議文を今でも持っているのは、知的財産権で訴えられそうになったのは初めてだったので、記念に・・・。

ただそれだけです(笑)

 

あとがき

なにはともあれ、こんな感じで三度の知的財産権侵害を経験しました。

私の場合は、相手企業さんの寛大なご対応もあり、大きな問題にはなりませんでしたが、知的財産権に関する知識をしっかり持ち、正しく輸入販売を行わないと、とんでもない事態が待っています。

ぜひ、知的財産権に対する正しい知識を持って輸入販売に取り組んでください。

 

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